大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2017年2月21日火曜日

関西特許研究会って?BQって?

松井です。

関西特許研究会(KTK)って、ご存知でしょうか?

関西在住の業界人はご存知と思います。その他の地域の方はどうでしょうか。

関西特許研究会とは、関西の弁理士・弁護士を中心に運営されている知的財産全般の研究会です。
会員数は概ね780名です。

実は、私、今年の関西特許研究会の代表幹事を務めています。

こちらに、今年の幹事の紹介と、歴代幹事の一覧があります。
歴代幹事一覧を見ると、まさに関西の知財業界の変遷をみることができます。

代表幹事としてのお役目が始まったばかりなので、
わからないことが多く大変ですが、なかなか面白いです。

弁理士・弁護士同士であれば、通常は「**さん」「**先生」と呼び合いますが、
幹事会のメンバーは、ニックネームで呼び合います。

私も、学生以来のニックネームをいただきました。

私のニックネームは「BQ」。
私がBBQ好きであることを、他の幹事に話したところ、
じゃ、松井さんはBBQからBを一つ取って、「BQ」(ビーキュー)ネ!ということになりました。
・・なぜ「B」を一つ取られたかはわかりません。。
ちなみに、発音を間違うと「B級」になりますので、注意が必要です。

ニックネームで呼び合うと、すぐに打ち解けます。
今年の幹事会のメンバーも、ニックネームで呼び合って、すぐに学生時代のように打ち解けた感じがします。

これから、関西特許研究会の活動が本格化しますので、
幹事会の結束を固めて、楽しい研究会にしていきたいと思います。

BQ


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2017年2月13日月曜日

The world's leading trademark professionals 2017にリストアップされました

松井です。

先日、私宛に書籍が届きました。
Globe Business Media Groupが発行する"The world's leading trademark professionals 2017"です。

【The world's leading trademark professionals 2017】

世界各国における商標出願や商標紛争で信頼されている代理人や事務所が、リストアップされています。

ここに、私が、日本における"trademark prosecution and strategy"のleading professional としてリストアップされていました。


日本人では約20人がリストアップされています。
私についての解説を抜粋させていただきます。

2017(c)The world's leading trademark professionals 2017

要約しますと、「Lexia PartnersのHiroki Matsuiは、国際的な商標出願手続に精通しており、つけ入られる隙のない商標保護を実現している。ヨーロッパ知財法に詳しい」と書いてあります。

どのような基準でリストアップしているのかは、こちらに記載があります。

私は、出版社側に情報を提供していないので、市場におけるポジティブなヒアリング結果があったから選ばれたと思います(おそらく)。

ビックリはしましたが、
このように選んでいただけるのも、日頃の仕事を評価していただいたと解釈して、
今日からまた仕事に励んでいきたいと思います!


松井宏記



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2017年2月7日火曜日

横浜中華街をぶらり散歩

松井です。

先週金曜日に、横浜方面に出張しました。

そのまま金曜日は横浜に宿泊して、土曜日は横浜中華街に行ってきました。

【横浜ベイエリア】

【横浜中華街】

なぜ、中華街に行ったかというと、
先日テレビ番組で、紹介されていた餃子「パリパリ羽の大連焼餃子」をどうしても食べたくなったからです。

お店はここです。

【大連焼餃子】

この餃子は美味。
油断すると、肉汁が飛びます!

この餃子で結構お腹いっぱいになりましたが、
中華街に来たからには、食べ歩きということで、もう少し楽しんでみました。

【フカヒレスープとシュウマイ】 

自宅に帰ってから体重を計ると、やはり増量。。
中華街の食べ歩きは、やっぱり楽しいですね。
次は、地元神戸の南京町にも久々に行ってみようと思います。

なお、横浜中華街はもちろん中華料理店だらけですが、中華街の入り口の目立つところに、「すしざんまい」がありました。満員。中華街で寿司を売るというその「根性」に興味深々でした。


松井宏記



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2017年1月18日水曜日

新人弁理士の紹介(意匠商標部門)

松井です。

本日1月18日より、
意匠商標部門に、鈴木行大(すずき ゆきひろ)弁理士が参画しましたので、
皆様にお知らせさせていただきます。


弁理士 鈴木 行大

特色・得意分野:
国内外の意匠・商標出願、審査対応、審判、異議、侵害案件。
特に、国内意匠については、関連意匠・部分意匠を踏まえた戦略的意匠出願の立案、出願、審査対応に多くの経験を有している。

使用言語:
日本語、英語

資格:
2016年 弁理士登録

経歴:
2003年 静岡県立静岡高等学校 卒業
2007年 京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
2009年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科先端ファイブロ科学専攻 修了
2009年 企業入社
2010年 藤本昇特許事務所 入所
2016年 弁理士登録
2017年 レクシア特許法律事務所 入所

上記の通り、鈴木弁理士は、国内意匠出願について特に多くの経験を有しています。
鈴木弁理士は、意匠図面を自ら作成できますので、
クライアントの皆様に対して、関連意匠や部分意匠を利用した強い意匠権のご提案を、より具体的にさせていただくことができます。

今回、鈴木弁理士がレクシアに参画したことにより、
レクシアの意匠業務がさらにパワーアップしました。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

松井宏記


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2017年1月12日木曜日

【論説】ヨーロッパ連合におけるEUTMと国内商標との併存登録又は一本化に関する考察

松井です。

2017年1月号の「知財管理」誌(Vol.67 No.1 2017)に、私の論説が掲載されました。

【論 説】

「ヨーロッパ連合におけるEUTMと国内商標との併存登録又は一本化に関する考察」ということで、ヨーロッパにおける商標管理で、EUTMを使うべきか、各国国内商標を使うべきか、またその併存登録をすべきかなど、ヨーロッパで重要商標を所有する企業にとって永年の悩みともいうべきテーマを取り扱いました。

EUTMと国内商標との併存登録または一本化を決定するに際しては、様々な観点からメリット・デメリットを検討する必要があります。そこで、本論説では、ヨーロッパ各国の代理人からのヒアリングを行い、また、判例等も参酌しながら、ヨーロッパにおける商標管理ポートフォリオを提案させていただいております。もちろん、イギリス商標の今後についても言及しております。

目 次
1. はじめに
2. 国内商標を消滅させること(EUTMに一本化すること)のメリット・デメリット
 2.1 識別力の判断  
 2.2 先行商標との関係  
 2.3 商標権侵害
 2.4 有名性に基づく保護(ダイリューション)  
 2.5 不使用取消
 2.6 保護の地理的範囲
3. 国内商標を存続させることのメリット・デメリット
4. EUTMへの一本化時の検討事項
5. イギリスについて
6. EUにおける商標ポートフォリオ
 6.1 登録維持管理について  
 6.2 出願について
7. おわりに


是非ご一読ください。


松井宏記

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2017年1月2日月曜日

謹賀新年 2017 from LEXIA PARTNERS

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年、レクシアは皆様のご協力を賜り、着実に前進することができました。
クライアントの皆様の信頼獲得に精進するとともに、内部組織の充実を図ることができたと思います。

現在、レクシアに所属の人数は36名(内弁理士・弁護士15名)です。

年明け早々に、弁理士1名が入所します。
その後も弁理士の入所が控えています。

今年も、クライアントの皆様のサポートをさせていただきつつ、
クライアントの皆様のご要望に十分にお応えできる組織の充実を図って参ります。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


レクシア特許法律事務所 所員一同


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2016年12月22日木曜日

スティック加湿器事件の知財高裁判決(勝訴)のご報告

山田です。

弊所の弁護士チームが原告(控訴人)代理人として担当させていただいたスティック加湿器事件の知財高裁判決(平成28年(ネ)第10018号 不正競争差止等請求控訴事件 知財高裁第2部)が平成28年11月30日に出されました。
※上告期限の12月16日までに双方から上告はなされなかったため、知財高裁判決はすでに確定しています。

【裁判所HP(判決全文)】
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/320/086320_hanrei.pdf
【知財高裁HP(判決全文+判決要旨)】
http://www.ip.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail?id=4516

本件は、フリーのデザイナーである原告(控訴人)らが展示会に出展した加湿器の形態を模倣した類似品に関する侵害案件です。
プロダクトデザインの模倣案件であるため、意匠権を取得していれば、意匠権に基づき、権利行使をするべき事案だとは思いますが、本件では、残念ながら意匠出願がなされていなかったため、不正競争防止法2条1項3号(商品形態模倣)と著作権侵害に基づいて、差止めと損害賠償を求めて争うことになったものです。

【控訴人加湿器1】     

【控訴人加湿器2 (展示会に出展された加湿器)】

【控訴人加湿器3(実際に販売された商品)】

 【被告(被控訴人)製品】

原審の東京地裁判決(東京地判平成28年1月14日 平成27年(ワ)第7033号)では、発売前に展示会に出展した物品(試作品)の模倣であったことを理由に不競法2条1項3号の商品該当性を否定し、また、著作権侵害についても著作物性を否定し、原告の請求を棄却する判決が下されました。

これに対し、知財高裁は、不正競争防止法2条1項3号の商品該当性を肯定し、模倣行為も認めた上で、計189万円の損害賠償請求を認容しました。

(商品該当性に関する規範)
商品開発者が商品化に当たって資金又は労力を投下した成果を保護するとの上記の形態模倣の禁止の趣旨にかんがみて,「他人の商品」を解釈すると,それは,資金又は労力を投下して取引の対象となし得ること,すなわち,「商品化」を完了した物品であると解するのが相当であり,当該物品が販売されているまでの必要はないものと解される。このように解さないと,開発,商品化は完了したものの,販売される前に他者に当該物品の形態を模倣され先行して販売された場合,開発,商品化を行った者の物品が未だ「他人の商品」でなかったことを理由として,模倣者は,開発,商品化のための資金又は労力を投下することなく,模倣品を自由に販売することができることになってしまう。このような事態は,開発,商品化を行った者の競争上の地位を危うくさせるものであって,これに対して何らの保護も付与しないことは,上記不正競争防止法の趣旨に大きくもとるものである。
もっとも,不正競争防止法は,事業者間の公正な競争を確保することによって事業者の営業上の利益を保護するものであるから(同法3条,4条参照),取引の対象とし得る商品化は,客観的に確認できるものであって,かつ,販売に向けたものであるべきであり,量産品製造又は量産態勢の整備をする段階に至っているまでの必要はないとしても,商品としての本来の機能が発揮できるなど販売を可能とする段階に至っており,かつ,それが外見的に明らかになっている必要があると解される。」

(控訴人加湿器1の商品該当性)
「前記第2,2(3)①のとおり,控訴人らは,平成23年11月,商品展示会に控訴人加湿器1を出展している。商品展示会は,商品を陳列して,商品の宣伝,紹介を行い,商品の販売又は商品取引の相手を探す機会を提供する場なのであるから,商品展示会に出展された商品は,特段の事情のない限り,開発,商品化を完了し,販売を可能とする段階に至ったことが外見的に明らかになったものと認めるのが相当である。なお,上記商品展示会において撮影された写真(甲3の2,25)には,水の入ったガラスコップに入れられた控訴人加湿器1の上部から蒸気が噴き出していることが明瞭に写されているから,控訴人加湿器1が,上記商品展示会に展示中,加湿器としての本来の機能を発揮していたことは明白である。
ところで,前記第2,2(2)③のとおり,控訴人加湿器1は,被覆されていない銅線によって超音波振動子に電力が供給されており,この形態そのままで販売されるものでないことは明らかである。
しかしながら,商品としてのモデルが完成したとしても,販売に当たっては,量産化などのために,それに適した形態への多少の改変が必要となるのは通常のことと考えられ,事後的にそのような改変の余地があるからといって,当該モデルが販売可能な段階に至っているとの結果を左右するものではない。
上記のような控訴人加湿器1の被覆されていない銅線を,被覆されたコード線などに置き換えて超音波振動子に電源を供給するようにすること自体,事業者にとってみれば極めて容易なことと考えられるところ,控訴人加湿器1は,外部のUSBケーブルの先に銅線を接続して,その銅線をキャップ部の中に引きこんでいたものであるから(甲24),商品化のために置換えが必要となるのは,この銅線から超音波振動子までの間だけである。そして,実際に市販に供された控訴人加湿器3の電源供給態様をみると,USBケーブル自体が,キャップ部の小孔からキャップ部内側に導かれ,中子に設けられた切り欠きと嵌合するケーブル保護部の中を通って,超音波振動子と接続されているという簡易な構造で置換えがされていることが認められるから(乙イ4,弁論の全趣旨),控訴人加湿器1についても,このように容易に電源供給態様を置き換えられることは明らかである。そうすると,控訴人加湿器1が,被覆されていない銅線によって電源を供給されていることは,控訴人加湿器1が販売可能な段階に至っていると認めることを妨げるものではない。
以上からすると,控訴人加湿器1は,「他人の商品」に該当するものと認められる。』

著作権侵害の成立は否定されているため、代理人としては、若干、不満な点も残る判決ではありますが、裁判所が、発売前に展示会に出展した物品に関して、不正競争防止法2条1項3号の「商品」としての保護を認めた点は、従来の裁判例の枠を一歩踏み出した画期的な判決といえるのではないかと思います。

また、残念ながら侵害が否定された著作権侵害の点に関しても、TRIPP TRAPP事件(知財高判平成27年4月14日 平成26年(ネ)第10063号)で著作物性を幅広く認める規範を示した知財高裁第2部が、実際のあてはめの点で厳しい判断をした点で、非常に興味深い判決なのではないかと思います。

原審の東京地裁判決に関しても、色々な学者の先生や実務家の方が論文やブログなどで取り上げてくれていましたが、今回の知財高裁判決に関しても、みなさんのご意見を聞かせていただけるのを楽しみにしています。

追伸
本事件は、以前、このブログでも紹介した「意匠法巴戦」の連載(発明推進協会発行「発明」に連載)を一緒に担当した東の横綱 五味ノ山(しろくま部屋、五味飛鳥弁理士)と一緒に担当させていただいた事件です。本事件を頭の片隅に置いて当時の連載記事を読んでいただくと、なかなか味わい深いのではないかと思います。
http://lexiapartners.blogspot.jp/2014/05/blog-post_27.html
http://lexiapartners.blogspot.jp/2014/08/blog-post_5.html

山田威一郎


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