大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2013年6月27日木曜日

レクシア知財セミナー「外国商標実務」のご案内

下記要領にて、第20回レクシア知財セミナーを開催致します。

【セミナー要領】
日時:2013年7月31日(水)13:30-16:45(13:00受付開始)
場所:中之島インテス10階会議室(弊所ビル10階)
テーマ:外国商標実務 〜コスト削減手法の提案と最近の判例を踏まえた対応〜
講師:弁理士 松井 宏記 (レクシア特許法律事務所 代表パートナー)
内容:外国商標出願について、マドプロのメリットやデメリットについて解説させていただき、その有用性について解説するとともに、欧米中の商標実務について、その概要とともに最近の傾向を踏まえながら重点的に解説します。その他、東南アジアやBRICSの商標実務も概説させていただきます。松井弁理士のこれまでの経験を踏まえた実務的な内容とさせていただきます。特に、松井弁理士は、書籍「共同体商標と共同体意匠の実務」(発明協会)の著者でありますので、CTMの概説及び最近の傾向の解説も十分にさせていただきます。
参加料:無料(企業の知財関係者対象)

● 詳細及び申し込みは、こちらの案内文をご覧下さい。




過去のレクシア知財セミナーでのアンケート回答において、外国商標に関するセミナーのご希望が多かったため、この度、外国商標に関するセミナーを開催させていただくことにしました。3時間じっくり解説させていただきます。

US, EU(CTM), 中国については重点的に、その他のアジアやBRICSについても掘り下げて解説致します。特に判例や模倣品取締りの事案についても触れさせていただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。


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2013年6月18日火曜日

中国商標フェスティバル in 大連


松井です。

6月13日から18日まで、中国大連で開催された中国商標フェスティバルに、日本弁理士会訪中団の一員として参加してきました。

【大連・中国銀行遼寧省分行(旧:横浜正金銀行大連支店)】
(中山広場にある日本人建築家による建築)

大連市内には、その歴史的背景から、日本人による建築物が多くあります。

中国商標フェスティバルでは、中華商標協会と日本弁理士会との交流を行い(具体的には互いに予め定めた建議事項に対して説明を行う)、また、中国商標に関する様々な情報を得てきました。

【中国商標フェスティバル開幕式】

エキシビジョン会場では、中国商標法施行30周年の歴史をまとめたパネルが展示されていました。その他、中国各地の馳名商標を使用した製品の展示などが行われていました。

【中国商標法30周年記念パネル展示】

中国商標フェスティバルが終わった後、一足のばして、旅順に行きました。
旅順は、大連市内から車で一時間半ほどのところにあります。

旅順では、日露戦争の激戦地、203高地や東鶏冠山北堡塁を見学しました。

(ロシア軍による機関銃弾痕が残る)

203高地から旅順港を望む】 
(この風景のために多くの日本兵が犠牲になりました)

 【現在の旅順港。中国海軍の軍港です】
(左側に旅順港閉塞作戦の舞台になった港出口が見えます)

旅順は、非常に感慨深かったです。
いろんな思いが入り交じり、言葉になりませんが、日本人の原点と思いました。

松井宏記


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2013年6月12日水曜日

論文「意匠の類否判断における各要素の検討」知財管理 Vol.63 No.6

松井です。

この度、知財管理 Vol.63 No.6に、
私が執筆した論文「意匠の類否判断における各要素の検討−カラーコンタクトレンズ事件-」が掲載されました。

【知財管理 Vol.63 No.6表紙】

【目次】

カラーコンタクトレンズの類似に関する事件を題材に、意匠の類否判断を行う際の要素(類似に関する諸説、公知意匠と他の登録意匠の検討、デザインの自由度、看者と需要者)について意見を述べさせていただきました。

ご興味のある方は、是非ご一読ください。

なお、知財管理の次号(7月号)でも、私の論文『欧州共同体商標の異議申立及び取消手続における「商標の正当な使用」』が掲載されます。こちらの方もご期待ください!

松井宏記


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2013年6月6日木曜日

日本知的財産協会JIPAでの意匠商標の講演

松井です。

今日は、日本知的財産協会(JIPA)の研修会で講師を勤めてきました。

意匠と商標の入門コースです。
午前中の3時間で意匠の基礎を解説し、午後の3時間で商標の基礎を解説しました。

会社の知財部に配属されたばかりの方や、研究開発部門の方々等を対象とした基礎的な研修で、受講者数は約220名! 
JIPAの凄さを感じました。大阪科学技術センターの大ホールが人で埋まっていました。

基礎的な研修ですが、意匠では部分意匠や関連意匠の活用法、部品意匠の活用法にふれさせていただきました。商標では審決例の分析や、事案を元にした拒絶理由の解消方法など、かなり実務的内容を盛り込みました。もう少し基礎的内容に徹してもよかったかなと思っていますが。。

それでも、みなさん、6時間の長丁場にも関わらず、熱心に聴講してくださりありがとうございました。

7月4日には、別クラスを受け持ちます。
こちらの方にも120名ほどの方が参加されるとか。

意匠と商標の普及や理解に少しでもお役に立てるよう、頑張りたいと思います!

松井宏記

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